Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
皆さん、おかげさまで シジジーズ(冷水ひとみ 西田ひろみ)は今年、結成40周年を迎えました。というか、ということに最近、 突然気がついたわけです。
記憶は定かでありませんが、 おそらくこのチラシにある 日仏会館でのアンサンブル オーロール コンサート 1985年4月30日が、 西田さんと私が人前で演奏した最初であり、この時は私が作成した43微分オルガン壱号機のお披露目として、現在に至るまでシジジーズの代表曲であるFauna Grotesqueを演奏したのだと思います。
初期の手作り感満載の壱号機が見えるライブ 1987
年齢のことをアレコレ言うのもアレですが、西田さんは当初、ティーンエイジャーでした。雑誌「Player」に載っていた某ロックバンドのキーボード奏者募集の広告に、ヒマしていた私が応募したのが知り合ったきっかけですが、彼女はそのバンドですでにヴァイオリンを弾いていたのでした。その後、微分音オルガンにヴァイオリンをあわせてみたら?と試してみたらどうでしょう!? なんともピッタリバッチシの相性だった! 独自のシジジーサウンドが生まれた瞬間であったと思います。
さて、昔話はここまでにしましょう。
大人になってからは色々と大人の事情があり、また居住地が離れてしまったこともありずっと活動をしてきたわけではありませんが 、それでも何かあるたび、なんとか時間を作って 海外公演やサウンドトラックの仕事などもたまーに続けていました。そして時が積もり積もって40年目の今年、新しいアルバムを作ることにしました。実はパンデミック前に構想はあったのですが実現させることはできなくて、やっと今少しずつ進めているところです。
細野さんに”シジジーズ まだやってたの?”と驚かれたのは30年くらい前だと思います。
まだやってるんじゃなくてまたやってます。
あいかわらず。こんなかんじ。
どうか 応援してやってください、皆々様。