Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
美学校でのリズムの授業も2年目、昨年やったことはもう忘れていて、同じ映像を見てまた感動を新たにしたりして。今は、リズムと歌の関係がまた新たに気になっています。と言うか、太鼓叩きながら歌ってダンスすればもうこれで完璧で、コンピュータ相手にサウンドを作っているのに疑問を感じたりして。ライブ演奏がまた楽しくなってきているせいかもしれません。
まず紹介するのは、ハバナのルンバ3人組、Trio Pelogroso。6分弱の演奏だけど密度の高さと面白さでお腹がいっぱいになります。画面外でクラーベを叩いている4人目がいて、それを頼りに数えることができるのだけど、なんというか、サッカーのチャンピオンズリーグの見事なゴール・シーンを見ている様、と言えばイメージが伝わるでしょうか。
次は、Rumba All Starsの重鎮おじいちゃんたちが、Yambu(Rumbaの代表的な形式の一つ)を実演・解説してくれる映像。グリッド的に言えば全然正確ではないのだけれど、音色の素晴らしさとリズムの味わいに唸ります。
このシリーズでは、Guaguanco(Yambuより速い)とかColumbia(ハチロクで主に男性の踊り自慢)なども解説してくれているので、役に立ちます。ちなみに、次の動画では5,6人のアンサンブルでやるRumbaのパターンをベテランのLeoおじさんが一人でやってます。
次の動画は、上記三種のリズムのダンスに特化して、たくさんのシーンを短く編集しています。
素晴らしすぎてキリがないのだけど、最後にRumbaの大御所Los Papines(1970年の大阪万博でも来日公演したそうです)の名アルバムを紹介しておきましょう。歌も凄い。