Toyroメンバーのリレー・コラムです。ぜひ、お楽しみください!(代表・横川理彦)
辻林美穂
2025年3月6日、シナモンのお誕生日から、「レッツロールシナモロール」の配信が始まりました。
全12話が配信されたのち、1年ほどあけて2026年7月からシーズン2が始まり、すべてあわせると24話になります。
私は音楽とMEを担当させていただきました!
数える程度ですがドラマやアニメの劇伴を経験した際には、ループ想定の曲が数十曲に対しフィルスコの曲が数曲、というようなバランスで書いてきたと思います。今回のレッツロールシナモロールではフィルスコが多く、またMEでキャラクターに命を吹き込むチャンスをたくさんいただき、チームの一員として濃い時間を共有させていただけたように感じます。
ヒーヒー言いながら作業したことも多々ありますが、とにかく愛らしいキャラクターたちの映像を見ながら音を当てていく時間は、私のなかでとても貴重で大切なものになりました。
自分の思い出記録もかねて、いろいろ振り返ってみようと思います。
2024年秋頃、音楽の温度感を探るところから始まりました。
ここで流れている音楽が、レッツロールシナモロールで一番最初に作った音楽だというのを覚えています。
なんの楽器をどれぐらい重ねるのか塩梅を決めていくのは、毎回とても大変なことだと思います。音楽監督の潮永光生さんは、いつもわかりやすく指示をくださって、私が音楽で何をすべきか毎回手招きしてくださいました。
結果、この曲のメロディが他のお話にもたくさん出てくるようになりました。
オープニング、エンディングも何案か考えました。
教育番組っぽいおだやかなバージョンや、もっとガチャガチャしたものなどがありましたが、最終的にはこの音割れパーティーごきげんソングになりました。
みるくのテーマとして書いたこの曲も
シーズン1,2に限らずいろいろなところで登場します。
シナモロールの世界観に欠かせないルロロマニックのテーマもあり、
このお話ではこのテーマが頻繁に出てきますし、他のお話で2人が登場する時にもチラッと流れます。
私がびっくり&嬉しかったのは、オープニングテーマとして書いたメロディをシナモンたちが歌って演奏してくれたことです。
毎話打ち合わせをしていたのですが、このお話の映像をいただいた時にすでにシナモンたちが歌ってくれていて、えー!!ととてもびっくりした記憶があります。
時が少し流れ、シーズン2が決まってから。
まずこの曲を書きました。
シーズン1でのデータをもとに、シーズン2では
・OPの長さを短くする
・映像の彩度が上がったので、音楽も追随するように
などの課題が見えてきました。
シーズン1よりも少し大人っぽく、シナモンたちの感情もより見え隠れするように。
オープニングは、シーズン1は16秒あったのに対し、シーズン2は6秒と、かなり短くなりました。
このファッションショーの音楽は、
基本的に5〜20秒程度で終わる音楽たちと比較して、1分40秒と長いのに加え、音もシーズン1に比べてエッジーで低音も多いです。
この部分は、
シーズン2でみんなの感情や性格がはっきりしてきたことと、映像の彩度が上がったことで、これまでにない抒情的な音楽をつけるチャンスをいただいたと思います。
シーズン1で作ったMEを気に入っていただけて、
シーズン2でも使っていただけたのも嬉しかったです。
この曲も、
シーズン1のこのシーンで出てきたテーマだったりします。
作業している最中は、「この1秒のズレが…くっ……」と神経質になる時もありましたが、振り返ってみると本当に楽しくてとにかく勉強させていただく貴重な時間でした。
シーズン3が今後あるかどうかは、たくさんのかたにレッツロールシナモロールを見つけていただくことがすべてだと思っています。
ストーリーが明快で、終始おだやかな気持ちで観られる作品なので、小さいお子さんがいらっしゃるかたに是非おすすめしてください!
明日、2026年9月17日に24話が配信されます。
みてねー!!